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TA入門講座 第8回

月一回のTA入門講座10回中8回目の講座でした。
今日の御題は『時間の構造化』という講義です。

人は接触欲求→認められたい欲求の後には、時間を構造化するという欲求がきます。
眠っている時間を除いて、自分が満足し何かを達成するために時間を組み立てて使うと言うことです。

その構造化する上での方法は、色んな理論があるらしいのですが、E.バーンによると6つあるそうです。

①引きこもり
心がどこかいってしまった状態。
②儀礼
決まりきった相補的なやり取りで言葉のストロークは交わされるが、行動は固定化されている。
③社交
雑談や噂話など。
④活動
仕事・目標指向的なもので計画性を持っている。
⑤心理ゲーム
無意識に繰り返される行動パターン。
⑥親交
お互いが共感し会える関係。

①から⑥の順番でストロークが濃くなります。

24時間の自分の行動を図表化してみて、どういう時間の過ごし方が多いか検証してみました。
自分の人生で与えられた時間は限られています。
その時間の中で、どういう時間を過ごすかというのは、自分次第ですね。

引きこもりと活動の時間が多い方が多かったようです。
引きこもりというと、一見良い印象を与えないような言葉ですが、引きこもりの時間があるからこそ、ストロークが濃い時間を過ごすのにバランスがいいような感じはします。

そして、前回学んだ心理ゲーム。
悪い方に行きがちな心理ゲームも、その相手と強いストロークを持ちたいという願望の現われなのかもしれませんね。そうなると『ケンカするほど仲が良い』という言葉も満更当たってるのかもしれません。