世界と向き合う。自分と向き合う。

私は芝居が好きだ。
ずっと。

虚空の世界なのに、虚空を演じているという乖離があるものは、好きじゃないという矛盾もあるが。空間と俳優とその発する言葉に、偽りの世界の中の真実が見える芝居は本当に胸を打たれるし、その瞬間を見たいがために、劇場に足を運ぶような気がする。

インプロ仲間のレイコさんの書いた文章を読んだ。
レイコさんが引用している言葉にハッとして、私が演劇を好きな理由がここにあると思った。
もしくは、今私が好きなものややってることにまで、いたる。

「演劇の原点にあるものは、人間に備わった演技衝動だろう。声をつかい、身体をつかい、心を動かして現実を模倣する。それによって、世界を理解し、社会を理解し、他者を己れを人間を理解していくことができる。表現する歓びはそれを他者に伝えることを通して、コミュニケーションの歓びにつながり、新たな世界認識を得る歓びに到達していく。」

f0016981_00272263.png

誰かが「旅で人生が変わったという人は信用できない」と書いてる文章を最近読んだが、なんとなく理解できる。

という私は旅好きなのだが。
なんで好きなのか?という根本的なことを省みた時、現地で新しい友達に出会い、知らない視点に気づくから。それはとても知らないことは罪だと辛くなることも孕んでいる。

もっと知りたい…
世界のことも、あいてのことも、自分のことも。

新しいものをクリエイトしなくてはならない。
そこが閉塞感だったもんなー。

あることを大事にする。
やってきたことを大切にする。
そのことを使って、見たことのない世界に導かれる。
自然体であればいいや。
川にプカっと浮いて流されるように。



[PR]
by lovely_kh | 2016-03-31 00:29 | ├improv